MBS組。
練習試合で大敗して、いろいろとショックを受けたメンバーがでてきて、桜花会、存亡の危機、というお話。
記子さんのリタイアは、かなり物理的な側面もあるから、もうどうしようもない、という感じ。
でも晶子と鏡子さんは、なんとかなりそう、ということでしたけど、いろいろと個性が垣間見えて面白かったですね。
中でも小梅は、巴を使って鏡子を引きとめようとしたり、岩崎のことばを受けて、晶子を再訪し勇気づけたりと、かなり真の強いところを見せてましたし、リーダーシップとまでは行きませんでしたが、環が小梅同様力強いところを見せてくれたり、戦力としてはとても大きな巴が、チームワークという点ではかなり普通に近かったこととか、窮地になってのいろいろな個性が見えて面白かったですね。
キャラ絵の魅力についてはいうことありませんし、今期放送作品でも一二を争うデキですので、こういう個性をしっかりと描いてくれますと、物語としての奥行きも深くなってくるようです。
ただまぁ、放送遅行地域ですので、筋の感想という点では簡単にしてしまってますが・・・。
今回の個人的な見所は、病床の中の晶子さんと、
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髪をおろしてとってもチャーミングになってた鏡子さんでした。(^_^)

次回は、予告の映像を見る限り、ユニフォームができる・・・のかな?
何も食べていなかったのに小梅の、たい焼き、は食べた
のは、やはり小梅が特別な存在という事ですかね?
それから、(三郎の助言とはいえ)小梅が晶子様の家を再訪し
た時、小梅の見せた強さは意外でした。
ああいう風に晶子に言うとは思いませんでしたので。
小梅は頭の良い子に見えます♪
今回、
「私たちの経験不足をお笑いになるのならかまいません、
でも女ということをお笑いになるのであれば聞き捨てなりませんが」
のセリフから小梅の強さが見えましたね♪
そして晶子も小梅に悩みを打ち明けましたが、それは友として
お互いもう一歩進んだ感じですかね♪
だからラストの線引きで晶子と小梅が手をつないで、ぴょんと
ラインを越えるのが生きた、と思います(=^・^=)
そして早々に行動に移った晶子さん素敵♪
鏡子を立ち直らせる為に一芝居うちましたが…
実は、鏡子と巴が、このように絡むとは思いませんでした(^_^;)
線引きで鏡子の手を巴がとって一緒に越えますが…巴は鏡子と
静が婚約者なんですかね?♪(え?)
晶子様も鏡子ちゃん、も負けた責任を感じて、そこまで
落ち込まなくてもいいんですよね。
タマちゃん、も「1人で抱え込まないことだ」と言ってましたしね♪
個性ですが…ライン越えにしても、一芝居うった時の
巴、小梅、静、鏡子の反応がそれぞれ違っていましたが、
この作品本当にキャラの描き方が上手くて丁寧ですよね♪
静を羽交い絞めにする小梅がなんか可笑しかったです(笑)
小梅は力があるのでほどけないでしょう(^_^;)
愛しの巴お姉様に抱きつかれて気絶した鏡子ちゃん、が
とっても可愛かったです♪
…おかしいなぁ、鏡子ちゃんと黒子はポジションは同じ
なのに、どうして報われ方がちがうのでしょう(^_^;)
次回ユニフォーム完成と…どうやら白石様お気に入りの
胡蝶さん、が出てきそうですね♪
小梅の心の強さ、ってこのエピソードあたりから、でしたかね?
成績描写云々に関しては、それほどでもなかった小梅でしたけど、学校の勉強とかっていうことではなく、当時の学制、そしてそこに入学するために必要な成績、資産、そういったことを考えると、確かに実家は洋食屋でしたけど、決して下層じゃないんですよね、小梅。
当時の東京市中同世代女子の、上位1/3には入る家、そして能力だったと思います。
晶子や乃枝のような、トップランクの上層ではなかったでしょうが、それでも比較的上のグループ。
名前に「~子」がついているかいないか、というのも面白い観点かと思ってたんですけど、そこまでは厳密に考えられてなかったようで、その点が少し残念ではありましたが。
今と違って「~子」とつく方がハイソな時代でしたので、晶子、鏡子、記子以外に「~子」キャラがいないのは、ちょっとどうかな、とは思ってましたので。
乃枝、雪、環、あたりは、実家の規模とか思うと、「~子」命名の方が良かったと思いますしね、このへんは現代感覚かな。
鏡子と黒子・・・確かに立ち位置は同じなんですよね、面白いことに年齢もほぼ一緒。(笑)
ポイントは相手の嫌がることをしているかいないか、と、力を持っているかどうか・・・・かなぁ。
第一はもちろん時代の差、なんでしょうけど。
吉屋信子の『花物語』にむしろ近い感じですね、ほぼ同時代ですし。
巴は完全に男ですからなぁ。(笑)