8回目で終了。
7回目のときに予想していた、「気づいた回数が出たときが終わり」というのは、みごとにはずれてしまいました。(^_^;
ネット界隈を見てますといろいろ話題になったようですから、話題戦略としては大成功だった、ということでしょう。
ただそれがセールスに反映するのかなぁ、というのは、かなり首を傾げてしまうところ。
もっともセールスも、映像ソフトだけに限定するんじゃなくて、関連商品全体で考えると、はたしてマイナスに働くかどうかわかりませんので、そういう経済的なことはもう少し時間が経たないとわかりませんね。
ただ、とあるライトノベル感想系の大御所さんが
「ハルヒみたいな優良コンテンツでこんな実験的なことをしなくてもいいのに」
と書かれてたのにはかなり同感で、原作時点から好きだった者としては、こういう実験はもっと他でやっては?・・・と思ったところ。
まぁ、有名作品でやる、ということにもなにがしかの意義があったのかもしれませんが。
さて、作品の方は、セミの串刺しとか変な演出も入ってましたけど、一応原作通りのオチ。
実はこれだけ引っ張ってるので、もっと凝ったギミックが用意されてるのかなぁ、と期待がふくらんでしまってましたので、やや肩透かし。
作画的にも、みくるの過剰な涙とか、バイト風景の粗さとかが少し目に付いたので、あまりいいデキとは言いかねるかなぁ・・・。
ただあのセミの串刺しは、セミがキョンに伝えに来たんだ、という解釈をしている人もいたので、ちょびっと面白かったです。
・・・海外サイトでしたけど。(^_^;
ただまぁ、一応のシメでしたので、今回分で好きだったシーンだけ簡単に回顧しておきます。
プールでのみくるちゃん肩車バックドロップと、長門の浴衣地。
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長門の浴衣地、今回がベストってわけではありませんが、かなり好ましい感じ。
原作にあった幾何学もよう、とは少し違うかもしれませんが。(^_^;
ラスト、自分だけハミゴ状態にされてキレかかるハルヒと、宿題なんかとっくに終わってるので、キョン妹とゲームに熱中するところ。
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キョン妹とゲームに熱中するところは、好きだった箇所というより、むしろ原作をどうするのか楽しみにしてた箇所でしたので、こんな風に1カットで終えてしまうんじゃなくて、もう少しひねってほしかったかなぁ、といった点で。
まぁ、その他、いろいろ書きたいことがないでもないんですが、他もたまってるので、けっこう問題提起をしてくれるシリーズだったなぁ、という程度にとどめておきます。