ギャグ回だと思ったら、後半で急転回、そしてラストで衝撃の発言。
お話として、蘇芳が蘇芳の母と会う必要があった、ということであれば、ここにシリーズの流れをいっさい変えることなく、キコたちをからませられるわけで、こういったあたり、文芸の技術力というか、うまいなぁ、とうなってしまうところでございました。
それにしても、ストーリィの面白さ、群を抜いてる感じですね。
第1期もひきずりこまれましたけど、この第2期は現時点でそれ以上。
ここ数年、第2シリーズって「むしろやらなきゃよかった」みたいなのが多かっただけに、第2期の方がさらにいっそう面白くなっている、という稀有な例になりそうです。
まず、コメディパートから。
キコと友人のヲタク、おっぱいメガネ。

「せっかくシリアスになってきたのに、ここでギャグキャラを出すか!」…ものすごい自虐ネタで、まずここで1回目のひっくり返り。
いや、ちゃんと筋の中に組み込まれていたし、蘇芳が母と再会するイベントとつながっていたので、テコいれとかではなかったですけどね。
車内での姿を目撃された蘇芳とジュライでしたけど、マオはキコをよーく知ってるので、思わず隠れてました。
姿を変えてるから隠れることはなかったんですけどね。
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キコ「んちゃ!☆」…噴いてしまいましたがな。(^_^;
蘇芳はただの風邪だったようですが、一応看病してもらって小康状態…だったのは良かったのですが、ジュライ…。(爆)
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またおもちゃにされてます。
素っ裸にされたり、コスプレおもちゃにされたり、散々ですなぁ。(^_^;
面白いので、どんどんやっていただきたい。(笑)
蘇芳の母→カメラマン→生き別れ→池袋のどこかにいるらしい、という流れで、ガイ(本名・松吉)の事務所にきて捜索してもらうことに、という流れだったんですが、

調査途上のジュライが、また可愛いことになってました。

たまらんなぁ、ジュライ。
完全に本作のヒロイン状態です。
母に再会するところまでが、このギャグパート。
作画も良かったですし、ここだけ取り出してみても、十分に観賞価値のあるパートでした。
さて、本筋。
イザナミが銀で、イザナギが紫苑、これはほぼ確定みたいです。
2人が出会うとどうなるのか、そしてラストて見せた蘇芳の真実と、紫苑の能力がどう関係してくるのか。
銀と同様、ドールだとすると、かなりその能力形態は限られてくるように思いますが、はてさて。
ともかく、三号機関で会議をする未咲さんたち。
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ここにもおっぱいメガネがいます。再登場。
まぁ、未咲さんがいるので、めがねっ娘が全員巨乳属性、というわけでもないと思いますが、こっちのメガネさんも存在感のあるお乳をしております。
ついに三鷹文書にたどりついて、ということでしたけど、えらくあっさりしてましたね。
むしろここではパスワードを知っていたマダムと、閲覧の背景に感じたアンバーの気配、の方が重要だったのかしらん。

とも蔵復活、なんですが、体調の方はもう大丈夫なんでしょうか。
それにしてもマダム、いったい何者なんや!
三号機関のエージェントでは、今回、葉月水無に少しつっこんだ描写がありました。
祖父との軋轢、瀕死の母の事情なんかが語られた後、沢崎を拉致る黒と対決しますが、能力を失っている、ということを聞いていたにも関わらず、一敗地に。
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単純に黒さんの戦闘能力が上回っていた、ということなんかも知れませんが、水無の回顧には意味がありそうでしたな。
蘇芳が見せる感情の変化、これはまだ完成していないから、みたいんところがありましたけど、この水無が見せる変化、もしくは肉親に対する動揺…。
心を失う、のではなく、隠してしまう、ということになるんでしょうか。
この契約者の心のありよう、なんかにもつっこんだ展開を見せてくれるんでしょうかね。
そういった心の問題も、いろいろと見たいんですが、どうなりますか。
黒さんに拉致されるおっぱいメガネ、沢崎耀子。
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むちむちしてまんな。(^_^)
現時点ではまだ一般人の顔、なんですが、どうも契約者に見えて仕方ないんですけどねぇ…。
今回、最大の衝撃、蘇芳とママとの再会。
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駆け寄ってだきしめたとき、その口からもれたのは
「紫苑」
双子だから、という解釈でしたけど、車の中で、蘇芳が「また間違えた、ボクは蘇芳だよ」といったときのママの反応。

紫苑の能力が、かなり想像できる展開になってきました。死者の蘇生か、それとも自身のコピーか。
紫苑が契約者として能力を覚醒したときに、既に蘇芳は死んでいた、その後、蘇芳が第2の人生を歩んでいる、ということなんでしょうけど、仮にコピーだとしても、記憶の問題は、それ以後の経験がすりこめる程度にまで完全であれば、たぶん矛盾はないでしょう。
しかしそれでも「蘇」芳という名前から、死者の蘇生じゃないかなぁ、という気がします。
この辺、いろいろと想像させてくれて面白いですね、いったい蘇芳の真実は、紫苑の能力は?
パブリチェンコ博士がどうなっているのか、というのとも関連してきそうですし、ほとんど登場していないのに、シオンの存在感、影の大きさ、侮れないものがありますね。
これだけでも十分なふくらみがあるのに、ここに銀とアンバーがからんでくる、ということなんで、もうドキワクがとまりませんね、不整脈じゃないですが。(笑)
エンドイラストは、拉致られた耀子。

微妙にネタバレしている気がしなくもないんですが。(^_^;
回を追うごとに面白くなる本作なんですが、毎回確実になにがしかの驚きも与えてくれますね。
こういう良質の物語に出会うと、アニメを見続けていてよかったな、と思うときでもあります。
テーマ:DARKER THAN BLACK 流星の双子 - ジャンル:アニメ・コミック
蘇芳「ふふ、僕の戦車砲で国創りだ!」
銀「……何発するの?」
耀子「あっはぁん♪あんあん♪素晴らしいわ♪」
自分の胸をもみもみ☆
葉月水無「もうガマンできない!耀子好きだぁっ!!」
水無と耀子のディープキス☆
こんなセックスエンドなら素敵♪…
いえ、でも銀淡々としていそう(^_^;)
イザナギ、イザナミに関しては、紫苑が銀に対して、一筋縄でいかない要求をしてくるんじゃないかなぁ、とも思えますね。
アンバーやマダムもなにか関わっていそうですし。
そういうことも含めて、最後まで息を抜けない展開になりそうです。