新しい記事を書く事で広告が消せます。
「アム、こっち来る。アム、ずっと遊ぶ」
・・・ここで終わったんですが、すっごく恐いんですが。
水木しげるの恐怖短編「やまたのおろち」に出てきた妖怪「呼ぶこ」と解放石を思い出してしまった。制作サイドの意図というか方向性がどっちを向いているかはわからないのですが、異界の向こうに永遠に閉じ込められようとしている、ってことですか? NHKだし、物語の性質上、そうはならないとは思いますが、平五郎の語る「異界」と妙にリンクしてるから・・・やっぱり来てはいけないところに来てるんでしょうなぁ。
もう一つ、ミクの言う「わっくん、本気で遊ぶ気だ」っていうのも、やけに暗示的で恐いですね。
被膜のところで、平五郎がグタグタしゃべるのが、どうも理屈っぽいのですが、はぐらかしに終わらず、物語の上に反映してきそうになっている、っていうのは評価できますね。ともするとこういった怪奇現象ものって、暗示とはぐらかし、だけで終わることも多いですから。
だんだん「妖精」が人の目に映るようになってきましたなぁ。あれは猫踊りの怪異のせいなのか、それともわっくんの執念か。
あと、深山三姉妹の長姉、ミカ。
声だけで姿見せないから、そういう演出で終わってしまうのか、って想ったら、猫メイクのときにちょっと出てた、ように思うんだけど、ミキの隣にいた女性ですよね? 結局、すっぴんでは拝めず。声はまじんちゃんでした。
猫踊りに関しては、実在する函南町の猫踊りが先ごろあって、レポートしてくれてるところもありましたので、ちょこっと無断リンクさせていただきますです。
Angel comes from east様
さあて、いよいよクライマックスですなぁ。
横浜に帰ってどうのこうの、っていうのがあったので、田菜以後の話もやるんですかね?