すげー急展開。
オメンドの裏切りは・・・普通にびっくりしました。
まぁ、悪役顔ではあったんですが、いままでそんな素振りを見せてなかっただけに、吃驚仰天です。
プリンセス達が予想していたブライトの陰謀も、実は存在してなくて(少なくともブライトにその意思はなくて)普通に招待していた、っていうのも、まだブラッククリスタルに取り込まれる前、シェイドに考えの浅さを指摘されてたぬるさを感じます。
もっとも、ファインの説得で、悪の心と正義の心でせめぎあってしまうブライトがあったり、オメンドの裏切りがあったり、国王夫婦が放逐されてしまったりと、決して「ゆるゆる~と見て見て」っていう状態ではなかったのですが、ブライト自身のぬるさは、相変わらずです。
そんなシリアスな展開と、ゆるゆるの展開が適度にミックスされた今回は、非常に良かったです、うん。
ブライトが自ら飾り付けとかペンキ塗りとかしてるところもさることながら、妄想の中でファインが「まぁーなんてステキな登場かしら、ぜひ私と踊ってください」と棒読みしてるとことか、笑わせていただきましたでございますよ。
しかし、王様自らペンキ塗り、って、マリーアントワネットと結婚したルイ16世が、実は大工仕事が好きで、政治をほったらかして、トンカチトンカチやってました、ってのを思い出してしまいました。(^_^;
ブラッククリスタルの力で呼び出した悪霊も、あんなことをさせられたんではたまりませんなぁ。
前回、悪の側の人数が少ないことを懸念していたら、さっそオメンドが追加されて、これで最後までいくんでしょうねぇ、悪のトロイカ体制。
結局はブライトの心の問題、ってことで落ち着くのでしょうか。
幼年むけなんで、徹底的に悪を殲滅、みたいなことにはならないと思いますし、今からこういった、ギャグっぽいのとかを仕込んでたり、ブライトがときおり、正義のプリンスだったときのことを思う演出があるので、だいたいの着陸地点は、見えてきたように思います。
ということで、今回は、わりとシリアスな場面が多かったので、軽いギャグが十分に生きていたと思います。
うん、普通に面白かったです。
テーマ:ふしぎ星の☆ふたご姫 - ジャンル:アニメ・コミック