アバン、OPでチラッとだけ登場していた、金髪の少女を含む3人の吸血鬼、登場。
てっきり翼手か、シュヴァリエ側の人間か、と思っていたら、後半で偽リーザと対立しているかのごとき行動をとってましたから、吸血鬼側も、一枚岩ではない、ということなのでしょうか。
ここいらへん、今後の展開待ちですね。
イレーネ、と呼ばれていた少女吸血鬼、途中まで偽リーザの話を聞いてたら、てっきりこいつがディーヴァか、と思ってたんですが、そうではなかったようですね。
で、中の人が豊口さん。
一般的には、寿蘭・・・なのかな。
私は、.hack//sign 、での褐色の少女ミミルでの演技が印象に残ってましたけど、そういった役柄とも違う、神秘的で可憐さの残る声、いい配役だと思いました。
そのディーヴァ。
前回のエピソードで、テッド博士が言い残した謎のことば「美しい少女だった、ディーヴァと呼ばれていた」っていうのを聞いたときに感じた疑問、小夜じゃなくて、ディーヴァだったのか?じゃ小夜はベトナムにはいなかったのか?それじゃあの記憶は?・・・ってあたりか気になっていたんですが、今回の、小夜の妹だった、というので、一部氷解しました。
血を分けた妹ねって言ってましたから、どういう映像になるのか、楽しみです。
さて、実はむちゃくちゃ強かった偽リーザ。
ハジをまるで子ども扱いして、小夜を翻弄。
「いつでも殺せるけど利用価値があるから殺さない」っていうのが随所に出ててなかなかグッドでした。
加えて小夜へのことば責め。
・・・もっとも、小夜が信じすぎる、っていうのもありましたが。
だいたい「なんで戦うの?」の答えにしても、「父の仇」で十分だと思ったんですけどね。
本心かどうかは別としても、まったくの他人に対する答としては、これで十分だと思います。
希望はカイやリクと幸せに暮らすこと、仮に本心だとすると、とっさに戦闘動機としてこれが出てこなかった、っていうのは、ジョージがかわいそうです。
だいたいジョージは「小夜が何者であっても小夜だ」と言って愛し、死んでいったわけですからね。
小夜がデヴィッド達に「うそつき」って残すのなら「薄情者」って言いたい気持ちになってしまいましたよ。
そういう意味でシナリオには、ちょっと不満でした。
剣が折れてしまいましたけど、新しい武器が出てくるのか、誰かに直してもらうのか、もう今後は素手で戦うのか。
当初「女の子が剣をもって」戦うことも売り文句だったので、最後の素手、というのはちょっとなさそうですが、単身敵の懐にとびこんでいった小夜の今後の戦いには興味がひかれるところです。
偽リーザが「シープ」と読んでいた連中、そして、他のシュヴァリエ達との接触、これが次回のポイントでしょうか。