ヴォダラク編、一応了、かな。
先週は風邪をひいてダウンしてしまい、ようやくさっき続けて見終わったところ。(^_^;
さて、ロビンソンクルーソーしてしまったレントンとエウレカとガキども、またもやレントンとエウレカの間にギスギスと風が吹き始め、だったんですが、今回のキャラ絵、かなりアニメチックな絵で可愛かったので、いつになくエウレカに同情してしまったですよ。
もっとも、キャラ絵と言えば、なんといってもアネモネで、ドミニクに花を贈られるあたりから「お、今回はなかなか・・・」と思って見ていたのですが、パーティでデューイと踊る絵はすごくよかったですね。
元デザインの癖があまりに強いので、キャラ作画がちょっと勘弁してほしい、と思うときもけっこうあるのですが、今回はかなり良かったと思います。
元デザインの味、顎や瞳、肩口から腕へぬけるあたりの鋭角的なデザインも綺麗に出てましたしね。
ただお話の方は、前回まで続いていた宗教がらみのときもそうでしたけど、移民であることの意識がまだ残っている星で、貴族とか王族とか言われても、ちょっとピンとこないのが実情だったり。
権力構造として、貴族と軍人が出てきてましたけど、それって、テクノクラートとか軍産複合体の間違いじゃないのか、と思ってしまいました。
移民星ですしね。
今回はなかったですけど、メカニックということばの背景にテクノクラート的な閥族意識はあんまり感じませんしね。
どうもこういう産業的な未来史観、ちょっと弱いですね、この作品。
時代と人間、個人の成長、とかっていう描写はすごく丁寧で好感持てるんですけど。
そのすぐ後で、作画は激しく落ちるけど、SF考証がかなりしっかりできているゾイドジェネシスっていう作品があるだけに、ちょっとひっかかってしまうところです。
話の展開としては、今まで、どうもその出自とか目的とかがイマイチ不鮮明だった、アネモネに視点が絞られて来つつあるのがちょっと嬉しいところで、ラストに向けてどういう展開になるのかが気になるところです。
いつも発狂したようにドミニクを怒鳴りつけてばかりいる印象でしたげと、今回は、わりとクールにドミニクとむきあってたり(・・・最後はまたキレてましたけど)、デューイの話をおとなしくきいてたりするあたり、この人物をしっかり深く描いてくれているみたいで、嬉しかったです。
あと、あの指輪のRとCって、レイとチャールズ・・・なんでしょうなぁ。
どういう風に二人にからんでくるのか、なんですが、やっぱりアネモネ主体で話を見たいです。(笑)
テーマ:交響詩篇 エウレカセブン - ジャンル:アニメ・コミック