変態テロル姉妹の攻撃が一段落して、今度はサイバーテロルとの対決。
一見すると、有線ではない海上でのネットワークとか、運行機能を維持しつつのOSの書換えとか、匿名多数による集団侵入とか、微妙にひっかかるところもあったのですが、衛星ネットワークや、オープンセキュリティの最近の発達を見てますと、それほど未来でなくても、今回のような情報端末とその運営っていうのはありえるかな、とも思い直してしまいました。
ただ、その対処方法があまりに月並だったので、サイバー的な面白さは、恐らく制作側が期待していたであろうほどには面白くはなかったです。(^_^;
もっとも、お話は、ベタなところも含めて、かなり好きな部類で、翼と漂介君が閉じ込められちゃうとことか、美晴と阿古屋姉妹が、初めて自分をむき出して言い合うところとか、すごく良かっです。
今回の主役のお二人。
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まず翼ちゃん、なんですが、恋わずらいに対してのリアクションが、あまりに古典的といいますか、可愛いすぎといいますか。
「ぼくっ娘」と「おでこ少女」って、けっこう人を選ぶと思いますが、立ち位置としては、この娘が本来のヒロインなんでしょう。
徐々に本領発揮してきつつあるようです。
人気ナンバーワンに輝いた、純情ボーイッシュガール、とってもおいしそうです。(^_^;
しかし、時代は変わるもんですね。
一昔前なら、パイロットとメンテの恋、っていうのは、間違いなくパイロットが男で、メンテが女性だったものですが。(^_^)
でも、パイロットは少女の方がいいですよね、いろんな意味で。
さて、普通に進捗すれば、翼のライバルになるかもしれない、美晴。
展開としては、「人をも殺せるこの船にどんなことがあっても乗り続ける」・・・なんて物騒な言いまわしをしていた阿古屋姉妹の方が、キャラ的なアピールとしては強烈だったのですが、美晴の脳裏をかすめた、レーゲンなる人物の存在、物語としては、こっちの方が大きくなりそうですね。
それにしても阿古屋姉妹の目的・・・あれは復讐でしょうね、あそこまで言い切ってしまうんですから。
ところで興味深かったのですけど、チャットの流れから、美晴をして「ありえない」アタックをしかけてきたサイバーテロルなんですが、レーゲンの書いた元プログラムが、匿名参加型のツールで、多方面から一斉に攻撃したけど、演習の現場に出てしまったので、やばくなってしまい、急遽手をひいた、しかし、参加者は不特定多数にして匿名参加なので、お互いは顔も知らなかった、という解釈でいいんでしょうか。
はっきりとした説明が少なかったので、なんかわかりづらかったです。
興味深いといえば、以前から登場している七波のパソコンのマスコット。

数年前、一世を風靡した「伺か」の進化したようなヤツなんでしょう。
・・・すんごく欲しいです。えんいー!
当然、キャラ絵はスキンになってんですよね?
いや、このデザインでも十分良いんですが。
ということで、新たな局面を迎えたパスカルメイジ。
なんですが、次回はまたもや息抜き回ですか?
まぁ、海が舞台なんですから、頻繁にこういうことをしてくれるのは、萌え路線に舵を切ってしまった以上当然といえましょう。
どうやら翼のラブラブと、七波のジェラシーが首をもたげてくるみたいですので、期待して待ちたいと思います。(^_^;