恋する途中? 私の男(コスダ)に手を出すな!!:兄が山田と会っていたと聞いて、その男を奪ってやろうと小須田に近づく金城京香。そうとは知らない小須田は、状況の変化についていけず、悩みまくり。彼に恋心を抱いているとも知らず、幼馴染のまゆに相談するのだが・・・。]
エロ神続々登場・・・だったんですが、山田のエロ神以外は、本人が兼ねるんですね。
![]() | ![]() | ![]() |
それにしても、まゆのエロ神は本人を反映してか、かわゆいですな。
山田の場合、本人とエロ神の人格がけっこうズレてるところもありますが、京香とまゆの場合、本人の内面の声を代弁してますから、デザインがかぶるのは良い効果になってます。
前半は、山田と小須田のデート、それにからんで、男子高校生や金城らの妄想がいろいろと炸裂してたんですが、三郷や赤井先生まで餌食、というか、おかずというか、にされてました。
・へたくそ!・・・な三郷と、 | ・処女設定の赤井先生。 |
![]() | ![]() |
体育教師の赤井先生は処女だろう、という、男子高校生の遠慮の無い妄想。(笑)
一方三郷は処女だろうけど、男に対して遠慮がなさそう、という妄想。
うーむ、案外三郷はあたってるかも。(^_^;
一方の山田は熟練者?
![]() | ![]() |
本人の妄想は、「早くても気にしない」
京香の妄想は「さすが魔女、肉体の悪魔」
ここまで、プレイガール妄想を抱きながら心はウブな女子高生・山田のラブコメもようを見せてくれてましたけど、今回、同じく未経験の京香の揺れる心、未経験ゆえの勘違いなんかがいろいろ出てて面白かったですな。
さて、喫茶店でデート!・・・のはずが、金城圭一まで来てしまい、3Pデート。(笑)
ギャラリーの注目を浴びまくってましたが、このウェイトレスが意外と可愛いかったです。

なにげにグレードの高い喫茶店じゃ。
「だってあんた、チェリー君じゃないでしょ!」

山田、とばしてます。(笑)
しかし、モテまくるがゆえ、逆に経験してこなかった、という圭一の意外なことば。
この理屈も相当でしたけど、それを聞いて反応してしまう山田。
「イケメンでチェリー君って、理想的なんじゃ」・・・こらこら。(^_^;
この後、竹下の相談という名の解説があって、もう理屈ではわりきれないところまできている山田ですが、ときどきこうやって、素に返るところが変で、なかなかよろしい。
しかしせっかくラストチャンス、と思いきや、またもや三郷。

いやぁ、実に良いキャラです。
後半は、最愛の兄が山田とデートしたと聞いて反撃に出る京香と、かわゆいかわゆいまゆのエピソード。
まず、F下と相談する山田、なんですが・・・。
![]() | ![]() | ![]() |
相変わらず横から見ると、尋常ならざるデカさのF下、的確に見抜いて良いアドバイスしてます。
このあたりが、本作の学園ラブコメとしても良い意味でファンタジーになってるところですね。
実際には、竹下のようにしっかり経験もあって、真剣に相談に乗ってくれて、しかも状況を的確に判断している親友・・・なんてのはいないことの方が多いわけです。
同様に小須田君に対するまゆのような、自分を想ってくれるかわゆい料理上手な幼馴染、なんてのも普通はいません。
そんな刺激のない状況の中で、初恋に悶々とし、異性の感性がわからない、というのが、よくあるパターンだと思いますが、本作は、恋する気持ちを実に丁寧に描きつつも、そこから少しはみ出したファンタジーのしかけが実にうまく決まってるわけですね。
竹下とまゆが実に良い解説役になってくれてますし、山田の暴走を止めるはたらきも担っている。
この辺が、ラブコメとして機能しつつも、しっかりと青春群像みたいな効果をうまくだしてくれているところだと思います。
原作にもそういう要素はありましたけど、アニメ化にあたって、さらに的確になってる印象ですね。
反撃に出た京香が、まず小須田のことを知ろうと、まゆと接触しますが、まゆの見る小須田と、京香の見る小須田のギャップ、さらに、まゆの側で京香までライバルになった、という悩み。

竹下じゃないけど、まゆとくっついた方が断然幸せになりそうなんですけどね、小須田としては。
そんなまゆに、恋愛相談をもちかけてしまう小須田くん。
まゆちゃんのいじらしいまでの可憐さが、これでもか、というくらい胸をうちますね。
![]() | ![]() | ![]() |
まさにせつなさ炸裂!
相変わらずの巨乳なんで、そっちの方に視線がいってしまいますが。(^_^;
ラストは、京香の小須田落とし。

しかし京香も未経験なんで、見当はずれの妄想におびえてしまいましたが、誘惑と聞いて「露出!」と反応するあたり、山田との共通項がかなりりありますね。
そうだ、露出!(笑)

「露出」に対して、山田が胸を見せ、京香が足を見せた、というのが、2人の感性の違いとして、出ていた・・・かな。
市原さんの入れ知恵がいかなるものか、を次回への引継ぎとしますが、京香、
「さすがは女のベテラン」・・・という言い方はいかがなものか、と。面白かったですが。(^_^;
山田「あんたがフラフラしちゃダメでしょ」
山田「私はまだ途中なんだから」
それは「好き」になる途中。
このあたりのきゅんきゅん感がいいんですよね。