おお、なんかはちゃめちゃに進行しつつあったのが、なんかまとまりかけてる印象。
とはいっても、やはりまだ素材をつなげているだけ、みたいな構成の粗さは感じるのですが、本作の魅力は、一にも二にもキャラ作画にあると思ってますので、そこの線さえ崩してくれなければ、概ね良、といったところですね。
つうことで、夏コミ準備で多忙につき、気に入ったところだけ簡単に留めておきます。

まず、大和望一郎の行動のもとになっているらしい金髪少女、自同律の少女。
けーなと関係あるみたいですが、はてさて。
最終回でうまくしめてくれるといいんですが・・・。
照屋栄子の前に立ちはだかったリリィ白石。

ようやくハーレム戦争に参加してきてくれた印象でしたけど、まだハーレム要員というところまではいってません。
だいたい、副会長の「ハイざます」の方が目立ってましたしねえ。(^_^;
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「ありんす」の美智恵さん、だったんですが、不二子に、
「方言の安定しない方」・・・なんていわれてましたので、「ありんす」ってポーズだったんかなぁ。(^_^;
しかしリリィ・サポート3人娘の中で、唯一けーな護衛のために残り、不二子と協力してピンチになってましたので、ある意味かなりおいしい役どころ。
いや、普通に好きですよ、こういう元気なツインテール・キャラ。(^_^)
一応後の2人、「グガ」のふんがーふんがーと、「うぉーでがんす」の娘。
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ふんがーふんがー、がメカに強い、というのは、『まじかるぽかーん』と共通してて良いですな。(^_^)
「うぉーでがんす」が『まじかるぽかーん』ほどに色っぽくないというか、悦痴い雰囲気じゃないのが、少し残念ですが。
で、アイキャッチなんですが・・・。
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おコメ娘なけーなは良いとして、リリィ・・・、ひょっとして男の子やったんか?・・・と思ってしまいました。
薄い胸の見せ方、ちょっとイマイチですね。(^_^;
今回大活躍の照屋栄子。
中の人が抜群にうまいので、真性の悪役・面目躍如、といったところですな。
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ただ、栄子の動機の部分とかがあまり語られていないので、悪役としてはけっこう薄っぺらい描写になってるのが、かなり残念。
こういったあたり、たとえば絢子が「愛」のために裏切る、と家臣郎党に宣言したのにその家臣団もそれを歓声でもって承認する、というくだりも、今回単発のエピソードとしてみればけっこう良かったんですが、シリーズ全体で見るとはたしてどうだったのか、1クールの作品でやるネタじゃなかったかもなぁ、と感じてしまうところだったりするのと、わりと似ていますね。
とはいえ、ここ数回の栄子の肉体描写、デカい胸と、豊満な臀部、食い込む股間とか、実にすばらしいので、キャラ絵としては大満足しているところだったりします。
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ええ乳、ええ尻、ええ股間。(^_^)
こういうフェチ・キャラは、たとえ悪人であっても消えてほしくないものですな。
一応、たっぷりねっちりいやらしいお仕置きをする、という方向が正しいのではないか、と。(笑)
絢子が殺しかけるんですが、ころねがとめてました。
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ヒロイン絢子の描写が少なかったのがやや不満でしたけど、なんかもう正妻確定みたいなシメだったんで、それでもいいかな、と。
いや、物語的にはけーなが正妻なんだろうとは思うのですが、個人的には、服部絢子の方が好みなもんで。(^_^)
あと、少し気に入った場面としては、魔王の元に、リリィ、不二子、絢子が、膝をついて集まる場面があったんですが、ここの構図というか、絵がかなり好みでした。
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いや、ほら、なんか美しい愛人女子高生をはべらしてるみたいでしょ?
美少女が膝をついて控えている図、というのは、なんかこう、ムラムラきますな。(笑)
絢子に「戻ってきたら君をたいせつにする」という、勘違いされそうなコトバを残して、決戦に旅立つ魔王。
絢子、完全に本気にしてますから、ぜひ正妻にしてやってほしいもんです。

テーマ:いちばんうしろの大魔王 - ジャンル:アニメ・コミック
これ、まんま怪物くんと3脇役ですね(^^)
・フランケン(『ぐが』って要するに『フンガー』)
・狼男(こちらでは娘)
・ドラキュラ(こちらではこうもり使いのイメージでしょうか)
で、リリィ白石の「ぶん殴り」はそのまま怪物くんの伸縮自在の手足で
すし。格好がまんま「えん魔くん」だったので最初気がつかなかった^^;
80~90年代頭にに自己主張ばっかりのゴミみたいなアニメソフトを
散々買う羽目になった体験を持つ当方(齢がばれるな;;;)としては、
原作・制作者側の、元ネタを尊重した素直な遊び心には大いに好感だ
ったりします(そもそも藤子先生が昔のSF映画・TVドラマに感銘を受
けて、その要素をがんがん作中に取り入れているのは有名な話ですし)
この作品もがっちりまとめるか、阿九斗のキャラクター性に期待できる
引きをつけてくれれば次シリーズも、と言った感じで期待しています。
追伸:この作品の世界観の基は永井豪先生のものなんでしょうかね。
阿九斗のキャラクターって、暴走しなかった朱紗真吾って感じがします。
「デビルマン」「凄ノ王」「ガクエン退屈男」の世界観を混ぜこぜにして、
主要キャラを女性に置き換えた感じでしょうか。こういう作品の母体に
なるのでしたらライトノベル大歓迎ですね。オールドアニメファンとしては
(大汗)
絢子さん、が分身の術で100人に増えて、
「忍法くすぐり、お仕置きの術☆♪」と
栄子さん、の
わきやおなかを、こちょこちょしたり♪
柔らかそうな臀部や腿を、もみもみしたり☆
で、栄子さん、が「いやぁん☆」と悶えたり☆♪
または、不二子さん、が嬉しそうに悪魔の
ような笑顔で栄子さんに近寄って悦痴なお仕置きする♪
のもいいかもしれません♪
ころね、が淡々といやらしいお仕置きをするのも♪
まんま『怪物くん』モティーフですね。
本文でも名前だけ挙げましたけど、ゼロ年代になって『まじぽか』『怪物王女』と、『怪物くん』のモンスター設定パロ、というのが目立ってきた印象です。
本作の場合、従者3人だけでなく、怪物くんの方もしっかり取り込んでいるところが面白いですね。
魔獣はウルトラ怪獣系ですが、こっちにもノウルスとか、イモ1号、植物2号、みたいなのを出してほしかったような気も少し。
リリィの帽子は、これは間違いなくシャッポじいだと思うのですが、今回のリリィの攻撃、ゴム人間な両腕でしたので、デザインはえん魔くんですが、実質は怪物くん、みたいな描写になってましたね。
>この作品の世界観の基は永井豪先生のものなんでしょうかね。
これもかなり強く感じさせられます。
私は阿九斗のデザイン、つり目系で、目じりの下に「く」の字のような楔形の皺を入れて、眼光の鋭さを強調しているデザインを見たとき、かなり昭和時代の永井豪主人公に近い、という印象を持ちました。
超常変化したときに、この楔のような目じりから頬にかけて明確なラインができて、さらに顔相が鋭くなる、というのも、けっこう鋭角的なバトルをしてくれていた永井漫画を思わせてくれますし。
横道ですけど、『ガクエン退屈男』の打ち切りっぽい終わり方には、当時涙したものでした。
元ネタの尊重、という点に関しては、ある程度時間が経ったから、というのもあるでしょうし、作画参加している方々に、弟子筋の人が何人かいたりする、というのもあると思います。
ともかく、真剣に「お馬鹿」をやってくれる作品、というのは好感度高いですよね。
まだ最終回は見れてませんが、第2シリーズ、可能ならやってほしいですよねぇ、いや、切に思っています。
>こういう作品の母体になるのでしたらライトノベル大歓迎ですね。オールドアニメファンとしては(大汗)
同感です。(^_^)
ただラノベって、なかなかリアルタイムにおいつけないんですよね、読む時間の確保と、好みにあうかどうかという情報をとりにくい、という点で。
栄子に対するお仕置きは、悪いことをしていたのですから、ドス黒いものを期待しています。
少なくとも快感が混ざるようなものではなく、屈辱と絶望で、ドロドロにされてしまう、みたいな。
・・・いや、地上波のみならず、ムック・レベルでもまず不可能だろうとは思います。少なくとも主人公サイドの責めとしては。
ころねがお仕置きに参加するのでしたら、やっぱり電撃系かなぁ。
死なない程度にビリビリと。(笑)