最終回。
6話に縮められてしまったにも関わらず、この感動。
いかに原作が優秀か、という、逆の証明になったような気がします。
さらに原作ではこの後、退院後の日常とか、味わい深い展開があるんですが、そういったのをカットしても、ジーンときますね。
まぁ、実質、第4巻が最終巻でしたので、6話という時間を考えたら、これでいいのかな、とも思いますが。
・・・ただ、
完治しない、残された短い時間。
手術が成功しても、やがて残されることになるもう一つの人生。
これをどう解釈するか、残された側から見るか、先に行ってしまう側から見るか。
短縮されたせいで、夏目医師の過去がアニメだとなんか類話を聞かされているような感じになってしまいましたけど、亜希子さんの「心から笑った瞬間がある方がいい」ということばが、救ってくれていたようです。
というわけで、中心はもちろん里香と裕一なんですが、亜希子さんが夏目に説教たれる・・・でもないか、解釈を聞かせる下りが最高に良かったですね。
「女は・・・」って言う言い方してましたけど、先に行ってしまう側からなら、男も女も関係なく、まさにその通りだと思いました。
そういう普遍性が語られるからこそ、こういうサナトリウムものが生きてくるんでしょう。

作画も今までで一番良かったと思います。
ここでも、亜希子さんと夏目の会話のシーンかなぁ。。。
里香に有ったときの絵なんかもよかったですが。

「こっちに来いよ」
「おまえが来い」
・・・ここのシーンも良かったです。
おまわずニンマリしてしまいました。
その後も含めてね。
将棋か好きなもので、こういう短い人生を暗示させてくれるものを見ますと、山田道美八段とか村山聖八段のように、道半ばで病に倒れてしまった天才達のことを思い出してしまいました。
次回からしにがみのバラッド。
予告絵見てたら、あの1巻の小学生の話からやるんでしょうか。
うーん、なんとなく、画家親子のヤツからかな、と漠然と思ってたのですが・・・。
まぁ、短編集みたいなところがありますから、半分の月ほどの短縮感にはならないと思いますが・・・。
とうとう半月も終わってしまいましたね。
>いかに原作が優秀か、という、逆の証明になったような気がします。
いや~全くですね。激しく同意です^^
6話でも、それなりに感動させてくれたと思います^^
やはり夏目の過去を聞いた後の、亜希子のセリフが本当に泣けます(´Д⊂
>おまわずニンマリしてしまいました。
あっ、やはりですかww
私もですよwww
>次回からしにがみのバラッド。
「きみのこえ」が第1話ですね。
原作の中では好きなお話なので、凄く楽しみですよ^^
橋本紡は、SFやファンタジーなんかよりも、こういうものの方が断然いいですね。
>亜希子のセリフが本当に泣けます(´Д⊂
そう、あそこなんですよね。
今回はあそこがアニメ化されてよかった、と思えたところで、グッときました。
前回の、JをRに書き直しているところとかも落涙しそうになりましたけど、今回の亜希子さんのあのセリフも、一瞬テレビ画面が曇ってしまいましたよ。(^_^;
しにがみのバラッドは、スタッフの陣容がすごいので、かなり期待できそうです。