発端は、ディアンが声を失った原因の探求。
ところが途中で、今までチラチラと姿だけは見せていた祐馬くんのそっくりさんが登場。
この祐馬くんのそっくりさん、アルマが、ジュエリーナに匹敵するくらいのとんでもない魔法使いだったことが判明。
ところが、あかりちゃんだけが、このものすごい魔法に対して有効に抵抗できた、という、けっこうハードな方向へ進展。
みんなを守りたい、という気持ちから、とんでもない力で、ジュエリーナと同じ力量の魔法使いと対決していたわけですが・・・。

今まで、ドジでのろまな亀だけど、一生懸命やってきて、そして周りの人からも少しずつ認められて、そしてジュエルスターも亀の歩みだけど集まってきて、という設定を根底から覆す、
「もともと大きな力」(笑)
視聴者的に
「実は才能があったんですよ」といった方がわかりやすいし、カタルシス効果もある、というのはよくわかるんですが、今まで、努力や、思いやりの大切さなんかをちゃんと丁寧に描いてきてくれてたのに、それはちょっとちゃぶ台返しになったんじゃないかい?
・・・とも思ってしまいましたが。
ただ、伏線として、このアルマがときどきでてきて、しかもあかりにだけ目をつけていた、という点で、仕込みはしっかりあったかな、とは思うんですけどね。
ともかく、とんでもない力を発揮して、ぐったりのあかりちゃん。
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このあたりの、暗い旧校舎の美術と一体となったシリアスさが、なんか別世界の冒険を見せてくれているみたいで、ちょっとドキドキ。
ミリアが無事を喜んでだきついてきてくれたというのに、力なくほほえむだけ。
主人公でなかったら、死亡フラグか・・・ともとられかねない深刻さでした。

テーマ自体はそんなに重かったわけではないんですが、この魔法対決も含めて、描写がこの手の作品としてはやけに濃いので、少し驚かされました。
はたして、アルマと祐馬くんは、なんか関係があるんでしょうかね。
一応別のCVさんだったので、同一人物、ということはないと思いますが。
次回、このあかりの隠された大きな力と、魔法使いアルマ。
テーマ:ジュエルペット てぃんくる☆ - ジャンル:アニメ・コミック