ますます脱線具合というか、暴走具合が止まらなくなってきて、どうも今期最大の狂気作品となりつつある本作。
今期の本命かなぁ、これ。(笑)
相当人を選ぶ作品なので、万人に「おもしろい!」と言って薦められる作品ではないですが、狂気に対して鋭敏な感性があれば、もう転げ回るくらいにすばらしいです。
セリフのやりとりとか、場面の状況とか、本筋と関係ないところで、キレたことをしてくれてますので、目が離せませんな。
今回、一応表向きのストーリィとしては、G4の登場と紹介、そしてミルキィ・ホーム個々の状況がすごかったです。
・G4。
ただいまTV出演中。

今回は4人のうち、リーダー格の明智小衣(こころ)=金髪ツインテ(南條愛乃)がメイン。
残り3人、緑の長身巨乳が銭形次子(沢城みゆき)、黒髪ロングが長谷川平乃(新谷良子)、ピンクが遠山咲(田村ゆかり)で、このうち、咲がPCを駆使して、頭脳派というか電脳派というか、少し個性的なところを見せていたくらい。
そのうちおいおい一人ずつスポットがあたってくる・・・かな。
・ミルキィホームズをライバル視するリーダーのこころちゃん。
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黒い笑顔で、ミルキィホームズに悦痴ないたずらというか、ツイスターをさせてましたけど、シャロとのやりとりを見てると、こころちゃんはシャロが好きなのかもしれん。(笑)
シャロの方はココロにらぶらぶちゅっちゅっ光線っぽいのだけで、ココロの方は適度にツンデレさんで、
「役立たずは屋根裏で麩菓子でも食ってりゃいいのよ!」と吠えてました。
G4にはトイズがなく、かねてより怪盗帝国とトイズでわたりあっていたミルキィホームズの活躍が悔しくって仕方がなかった、というところ。
ココロちゃんが、ポカッとシャロをなぐると、シャロの鼻血が花びらとなって飛び散るとか、変なセンスがこういう細かいところでも遺憾なく発揮。
しかし、このココロちゃんのそれは、「嫌よ嫌よも好きのうち」のパターンに見えますな。
もっとも、前回、今回の、ネロの仲間に対するけっこう冷たい見切りとか見てますと、演出としては同様に冷たい縁切りをやらかしてくれそうな感じではあります。
・ミルキィホームズ側の今回の当番回は、エルキュールことエリー。
悦痴なツイスターで赤面し、途中で逃げてしまいます。
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これ、「全然嬉しくない百合」と友人が言ってたんですが、ギャグ絵で処理されてたからなぁ・・・。
あ、ワタクシはかなり嬉しかったです。(^_^;
・アイキャッチ。
今回はコーデリアとエリ-。
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しかしこうして見ると、エリーって、いぢめて光線がばりばり出てるよね!(笑)
まぁこのあたりまでは、普通に想像エロスな程度だったんですが・・・。
・怪盗帝国参上!

悦痴な肢体をおしげもなくさらしてアルセーヌ様登場。
現場に到着したコーデリア、固まった人達を見て
「立ったまま寝てるなんて器用」・・・みたいなこと言ってたんですが。
あんたら、怪盗帝国と戦ってきて、ストーンリバーのトイズを見てたんじゃないのか。(笑)
さすがはどんな時でも頭の中がお花畑なコーデリア、そのイカレ性能、半端じゃないですね。
・牢獄の臭い飯。
奪われた「ハマのビーナス」に発信器を取り付けておいた咲の追尾で、怪盗の拠点が判明するかに見えた矢先、ミルキィホームズがドジって咲のPCをクラッシュ。
そいでもって、ミルキィホームズ、投獄されちゃうのですが、このあたりからが今回の真骨頂。
ココロちゃんに「臭い飯がお似合いよ」と言われて出された牢獄の食事を見て、
「白米だ」「味噌汁だ」と大喜び。(笑)
前回の、パンすら食えずにふかしイモが主食になったのを受けてるんですな。
生徒会長によってすぐに釈放されるものの、白米に未練たっぷりで、「せめてもう一口」と言い出すありさま。
・・・とことんダメだ、こいつら。(笑)
一方、怪盗帝国スリーカ-ドの方は発信器を見つけて、勝手にミルキィホームズの仕業と勘違い。
再び忍び込んだ美術館で、ミルキィホームズと対決。
・奇怪な戦いの連続!

トゥエンティさん、どう見ても幼女を襲う変質者にしか見えません!
電源が落ちて、暗闇が苦手なコーデリアと、この露出狂が一緒に棺桶の中にとじこめられてしまう、というハプニング。
コーテリア「こわいよ、キモいよ、暗いよ」
コーデリア「きゃあ、なにかあたってる」
トゥエンティ「ヒント、指ではありません」
・・・とことんダメだな、おまえら。(^_^;
このあと一時的にエリーのトイズが戻ってコーデリアを助けて窮地を脱するものの、またすぐに消えてしまう、という流れだったので、そのうちトイズが戻ってくる、という展開になるのかも。
逆にトイズがなくても立派に、というかしっちゃかめっちゃかなんとかなる、みたいな展開も十分アリだとは思いますが。
一瞬だけ元に戻ったトイズ、あのツイスターのおかげだと勘違いして、深夜、特訓にむかうミルキィホームズ。
「キミらはほんとにバカだな」を地でいく展開。
しかし同時にこの恥ずかしいポーズ、恍惚としたエリーの表情とか、エロースもしっかり盛られておりました。
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エリー、なんかバックから責められているのを、必死に声を出すまいと耐えているかのような表情ですな。(^_^)
とにかく3話経過して、腹の底から笑えるひさしぶりの作品、ということで、脳内評価急上昇。
最初に書きましたように、かなり見る人を選ぶので、万人向けではありませんが、ツボに来るともう毎週土曜日が楽しみで仕方のない怪作、奇作、なのは間違いありません。
ある意味、上級者向け作品、なんでしょうなぁ。
次回、シャロとココロが急接近かな?
テーマ:探偵オペラ ミルキィホームズ - ジャンル:アニメ・コミック