たぶん対象層の方々には前半の原田+不知火のせくすぃーな戦いも見所だったんだろうとは思いますが、ワタクシは千鶴ちゃん目当てでおいかけてますので、メインは後半の薫との対決、そして薫の落命にありました。
なんか早いですね、薫のモティーフはもう少し後まで引っ張るのかと思ってました。
ただもちろん、薫の存在意義はししっかりと描かれてまして、それによって千鶴と薫が兄妹であること、綱道が実の父ではないこと、千鶴が親元から引き離されていたことの暗示なんかが語られましたので、物語の中でのはたらきは十分に果たしてくれてはいましたが。
歴女でもないので、史実のあたりもそれほど興味はなかったので、薫と千鶴について。
幼き日々の記憶。
![]() | ![]() | ![]() |
これ、立ってる方が千鶴かと一瞬思ったんですが、構図とかからすると、立ってる方が薫なんですかね?
風間に刺され、落命の寸前まで千鶴に手を伸ばしていたのが、哀れを誘います。
千鶴を憎んでいるようなんことを言っていたのと、あまり薫の側の心理描写に尺をさいてくれてなかったので、ややわかりづらかったんですが、これは憎いと思っていても、それは妹への思慕の裏返しだったのか、それとも手元に置いて何らかの野心を充す道具とするつもりだったのか、このアニメ版を見る限りどっちともとれそうでしたけど、千鶴の涙を想って、一応妹への強い思慕だった、と解釈しておきたいと思います。
こういう切ない妹もの、特に兄が死んでしまう悲劇は、けっこう好きなもので、見ていてひきこまれました。
薫を刺した風間は、綱道も切る、と言いますが、一応千鶴が話をする時間の猶予がほしい、ということで、しばしの停滞。
なにか大きな傷の原因になりそうに見えるのですが、はてさて、どうなりますか。
一方、近藤と袂を分けた原田と永倉。
これによって2人は明治以降も生き残るわけですが、このとき、2人が千鶴の頭をなでて、土方との仲の公認化・・・みたいな流れになってしまいました。
平助くんは残っているみたいなので、なんかこれも切ないなぁ。。。
以前にも少し書きましたが、初期メンバーの中では、平助くんに千鶴とひっついてほしい、と思ってましたので。(^_^;
次回は、番由紀子さんが作監らしいので、胸ときめかせながら待機したいと思います。(^_^)