いやあ、今回も充実の一本。
EDに『少林寺木人拳』がくるとは予想できなかったですが。(^_^;
冬の遊び、雪合戦が、煩悩にまみれた陰謀にそまるとこうも悦痴な合戦になる、というのが表向きの話でしたが、仕込みも実に多くて、今回も堪能させていただきました。
・落ち込むアストレア。
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設定上では、アストレアが一番デカいんですね、胸囲。
智樹に「自分では何もできない」と言われ、
守形に「羽がありながら空に帰れない、気の毒に」と言われてまして、どうやら今期のテーマ的存在っぽいですね、アストレア。
まだまだ出てきそうですから、予断は許しませんが。
・五月田根美香子。
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2度にわたってアストレアの協力、さらに温泉だけでなく、過去に金鉱、石油まで掘り当てている・・・ひょっとして電算機能に特化したエンジェロイドですか?(^_^;
でも戦闘力も高いし、イカロスとは別の方向に進化した、戦闘、電算に特化して感情が抜け落ちてるタイプかなぁ、なんかそんな風に見えるんですが・・・。
それにしてもデカいお乳が美しい。
デカ乳担当人間部門はそはらだったはずですが、この世界では中学生になると皆、巨乳化するようです。(^_^;
・エロい雪合戦。
たぶんコンテレベルだとそんなにエロいこともなかったんでしょうが、作画、デザインが秀逸なので、女子中学生のボディラインがすこく悦痴で、良かったです。
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一応冬服にはなってるんですが、中学生以上の女子がスカートの制服で雪合戦をするとは考えられません。
ですが、そこはファンタジー、ということで。
若いミニスカにもロマンがいっぱいつまっているのですから、ってなんのこっちゃ。(^_^;
・お館さま。
総大将に祭り上げられた智樹だったんですが、ひとたび指揮をとるや、男子から「お館さま」と言われてました。
中の人がついこないだまで「お館さま!」と絶叫していた方でしたので、なんかニマニマしてしまうところでございました。
・そはらだるま。
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まず敵の猛将を封じる!・・・ということで、智樹にとってアストレア以上の強敵、そはらの封印。
そはらだるまのオチは、ちょっとどうかと思いましたが、コメディのオチとしては、まあまあかな。
・温泉掘削指令。
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会長から温泉を掘るように言われたニンフ。
第1期で羽をもがれてから、サーチ機能が低下している、と情けなさそうに告白したのを、美香子会長、「チッ」と舌打ちして、
「ポンコツってやつね」
このあと、やっぱりサーチできませんでした、とニンフが報告すると、再び舌打ちして、
「ガラクタってやつね」とダメ押し。
容赦ないです、会長。
「ポンコツ」「ガラクタ」以上に、その直前、思わず出てしまった舌打ちに、美香子会長の底知れぬ腹黒さが垣間見えて、なかなかステキな場面ではありましたが。(笑)
このとき、ムッとなりながらも、言い返せなかったニンフも、ちょっとかわゆかったですな。
・女子への尋問。
合戦初日は男子の圧勝。
そして捕縛の目にあうアストレアを含む女子たち。
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後ろ手に縛りあげられて、くすぐり責め。
ここまでやっていただけるとは思いませんでした。
ヘアバンドのロングの娘がなかなか可愛いかったですね。(^_^)
・アストレアへの卑劣な尋問。
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このあとの温泉とともに、今回のハイライト。(笑)
近接戦闘用に特化しているはずのアストレア・・・その気になればすぐに縄目なんかブチ切れそうだったんですが、捕囚の辱めに酔ってたのかなぁ・・・。
ドジっ娘であると同時に、なんかMっ娘的な要素もチラチラ見えるんですが、これはたぶん、自分の判断では動けない、というデルタの特質が出ていたのかも。
・温泉風景。
美香子会長の驚くべきダウジング能力。
過去に金鉱や石油も掘り出して、一刻の経済を手玉にとったこともあるそうです。(^_^;
ともかく、そこからわき出した温泉で、うらやまけしからんことに。
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智樹「ピチピチして、実にけしからん」
まったくでございます。(笑)
捕虜となった少女達は皆、彼氏持ち。
ゆえにその彼氏たちが 謀反を起こして、イケメン革命。
下克上な場面に流れる、あまりにもむごい「非モテ男」の歌。(笑)
アストレアとイカロス。
女子の圧勝で幕を閉じましたが、智樹とアストレアの一幕。
千載一遇のチャンス、とばかりに剣を構えるアストレアと、戻ってきたイカロス。
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「イカロス先輩には勝てない」って言ってましたけど・・・あれ?近接戦闘だったらアストレアの方が上、みたいな印象だったんですけど、そうでもないのかな。
それと「先輩」って呼んでましたから、アルフェ→ベータ→ガンマ→デルタ、というのは、製造順だったのかしらん。
戦後の美香子と守形。
混浴を誘いかけていた会長、だったんですが・・・。

守形英四郎の事情に入っていくとき、少しだけ少女っぽい表情になりますから、やっぱり「秘めたる恋」の乙女、なのかなぁ、表面上は腹黒さ満点ですけど。
美人だし知能は高いしお乳はきれいだし、乙女、邪悪、どちらに転んでもすてきなキャラには違いないですけどね。
・河原生活に戻る守形とアストレア。

守形「あ、かかってる」・・・普通にさばいて鰻丼をふるまう守形・・・こいつもなにげにスペック高いですな。
守形英四郎の家庭事情はまだ語られてなくて、それが今回少しだけ触れられた、ということは、この第2期でそこまで踏み込むのか知らん。
とにかく、展開が、おもちゃ箱をひっくり返したようなおもしろさですので、予想がまったくつきませんし、別につかなくても、あるいはその方が堪能できますから、どうはちゃめちゃに見せていただけるのか、今後とも楽しみにしておきます。
・ED。
で、冒頭にも書きましたけど、ED・・・。
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木人拳って・・・わかる人の少なそうなネタ拾ってきますなぁ。(笑)
アストレアが歌ってますので、元歌の渋さが微塵もなく、華麗に聞こえていたせいか、まったく別の曲でした。(^_^;
第1期でもそうでしたけど、今期でもED、なかなか楽しみになってきてますな。
次回、また新キャラかな?、
テーマ:そらのおとしものフォルテ - ジャンル:アニメ・コミック
>守形「あ、かかってる」・・・普通にさばいて鰻丼をふるまう守形・・・
>こいつもなにげにスペック高いですな。
これ、アニメオリジナルの演出です。嬉しそうに頬張るアストレア(これ
もオリジナル)に原作の「私の娘たち」のセリフが重なって......
極上のアレンジですね。
何か12月号のNewtype誌上で告知があるそうで、ひょっとして劇
場版かもしれません(第3期は、今回のシリーズで原作のストックがほぼ
なくなるので、苦しいのではないかと予測しています)。
しかし、こうした作品としての見事さとその中に惜しみなく投入されてい
る技術・情熱・愛情を見る程に、乱暴な表現ではありますが、この作品
はアニメ「うる星やつら」の正当な後継者なのではないか、と思えてしま
います。当時のグダグダな部分も(当時)ファン倶楽部会員としてある程
度体験しているので、もしこうした姿勢を持ったスタッフがあの時代にい
れば、劇場版「うる星やつら(特に4)」等は随分違った作品になってい
たのじゃないか、と妄想してしまいました(^^;)
原作で「ラムちゃんは美しかった」のチョイ出にすぎなかったメガネが、千葉繁さんの好演(怪演?)にもささえられて事実上のレギュラー化しだした頃のなんでもありなゴッタ煮感、西島さんが参加しだして以降の、スタジオ乱立、競演状態の頃(化石の森の前後10話くらい)の頃を彷彿とさせてくれます。
演出の面白さと作画水準の高さ、この2点だけでも優にトップランクなんですが、加えて作品のセンス。
マニアックさにも磨きがかかってきてますし、今年後半を代表する佳作といっていいでしょうね。
ただ、劇場版は、動く資金のケタが違いますので、角川が本気で動いてくれないとかなり厳しい、とは思うのですが・・・。
鰻のくだりはオリジナルだったのですか。(^_^;