お話の方は初期のコミカルさがどんどん抜けてきて、重くシリアスな展開になってきて、ぐんぐんひきこまれます。
たぶん2クールだと思うので、どこまで描写が終えられるのか心配な面もあるものの、人物もよう、物語の動機、なんかが雄渾に動き、からまってきて、見ていてかなりワクワクします。
それに対して、今回の絵のショボさ・・・、エピソード内統一感はそこそこ程度にはあったので、描き手の個性の範囲、かもしれませんが、正直、しょぼい印象でした。
つうことで、今回はお話メインで。
・同胞を求めている、というティーエ。
魔眼サイドの描写が、今までほとんどライナ一人だったので(+アルア)、背後組織を暗示されても、ややイメージしづらかったのですが、これ自体は次回への布石になるようですので、額面通り受け取っておいていいんでしょう。
魔力に対する魔眼、ということで、シオンが魔術を使わずに、遠距離からの弓矢だけでことにあたる、というのは、こういった魔術戦闘ものではちょっと珍しい上に、けっこうティーエに効いていたので、面白かったところ。
・絶望のライナ。
ニヒリスティックになってましたが・・・、あそこでティーエと一緒に行ってしまう、というのは、少しばかり予想外。
シオンの弁明を聞くくらいの余裕はあるか、と思ってましたので。
・フェリスの心。
ルシルを毅然として問い詰める姿、カッコよかったです。(^_^)
男女としてかどうか、それはわかりませんが、少なくとも戦友として、友として、ライナのことをいろいろ考えている、というのがわかってきますね。
ルシルの真意が図れないだけに、けっこうブキミではありましたが。
それと次回から、コスチュームチェンジするみたいで、ラストでちょこっとだけお披露目されてました。

なんか太腿が強調されているみたいですので、これは全身を使ってのバトル、早く見たいです。
前のも悪くはなかったのですが、これは一段と軽装感が出ていいかも。
・シオンの立場。
目前で、友が誤解したまま立ち去る。
それでもそれを喜び、勝利を宣言しなくてはいけない、という英雄王の立場。
途中、ライナがつきつけた手紙の場面での動揺と対比が効いていて、けっこうドラマティックでした。
シオンも良いキャラになってきましたねぇ。
・ノア・エン、ちょこっとだけ登場。
せっかく出てくれたのに、ノアの場面、一段と絵がひどくて、かなり涙目。
準レギュラーなんで、次いつ出てくれるかわからないだけに、残念無念でした。(^_^;
次回、魔眼の里・・・ですか?
幼女がいっぱい出てくれると嬉しいなぁ。
エンドイラストも、「チェンジ!」っ言ってましたから、コスチュームが変わるのは確定でしょうね。
