今回の大きな流れとして、
・ティーアら魔眼か保持者が暮らす家にライナがつれてこられたこと。
・ガスターク側の動静。
この2点が語られ、いつもの主筋というか、シオン、フェリスサイドは、苦悩を見せてくれていた、という点に終始。
しかしまぁ、魔眼保持者対ガスタークのオルラ兄妹、という図式が、以前暗示されていたものからいっそう鮮明になってきて、どう展開していくのか、といったところ。
シリアスさが物語の上にしっかりと刻印されるようになってきて、ワクワク楽しめまな。
ストーリィの魅力、という点では、今期新作群にも負けてない、というか、第2クールに入っていよいよエンジンがかかっきた、といったところですか。
返す返すも使える尺の少なさが残念、といったところですが、その辺は本作のせいではないので、今回のエピソードについて、感想記録、名場面の回顧をしておきます。
・ガスタークの動静。
レファル王、キファと結婚する、とか言い出して、どうやら本気のようです。(^_^;
キファが動揺したり、服を隠されてドレス姿にさせられたりと、けっこう嬉しい場面が続出。
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妹を人質にとられた悲劇の孤児から、傭兵スタイルになって、それらしくはなったものの、傭兵衣装にちょっと艶っ気が不足していたので、とってもおいしい展開が来てくれました。
大浦さん、少年役での名演の印象が強いんですが、少女、おとなの女性、といったあたりもうまいっつうか、安定した水準で、実に良いですね。
今期はバトスピのダンくんと、このキファでかなりメロメロです。
キファにしてみれば、ライナに対する想いがありますし、この関係、どうなりますか。
ミルクとともに、ライナに対しての好意をしっかりと自覚している存在ですが、ミルクよりは深く思っている印象ですね。
まだ自覚のないフェリスとはどうなのか・・・。
ともかくどういう形であれ、キファには幸せになってもらいたい。(^_^)
・オルラ兄妹。
先の魔法戦闘で深手を負ったスィをかかえて、クウ登場。

「ローランドにいるライナ・リュートというアルファ・スティグマ保持者」と聞いて、ハッとするキファ、それに気づくレファル。
一転して緊迫感ある場面に転換し、ここまでのキファの軌跡が友好に働き始めてきたようです。
傭兵としての身の負傷、それに対するガスターク側近の反応、レファルの意識。
たぶん主筋ではないと思いますが、細かいところまでしっかりと作ってくれています。
スィ・・・なんか末期の場面みたいでしたけど、死ぬのかな?
ところで、公式サイトのキャラクター相関図を見てますと、スゥ→クゥ、リル→クゥの「兄妹」はいいとして、リル→スィにまで「兄妹」とされているのは、少しいかがなものか、と。(笑)
早急に「兄弟」に治していただきたいものですな。
・魔眼保持者たち。
ティーエにつれられて、魔眼保持者たちの元へやってきたライナ。
魔眼保持者たち・・・ずいぶん幼い子が多かったですが、これは、「暴走すると滅びる」ということや「迫害されてきた」といったことから、成人した者がはるかに少ないという解釈でいいのかしらん。
ワタクシ的には幼女が2人以上いたようでしたので、それで十分だったりしますが。(^_^;
ラフラとブエカ。
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そんな中で、同年配の、ラフラ(♂)とブエカ(♀)。
公式によると、ラフラが「夢置眼」でブエカが「複写眼」だそうな。
ティーエがライナの元に来たとき語っていた、情報の提供者は、このラフラの夢置眼だったようですな。
一方のブエカは顔出しだけでしたけど、アルファ・スティグマ保持者だとすると、ライナと同じ魔眼ですかね。
しかし暗がりで、どちらもポニテでしたので、なんか識別がつきにくいですね。
特にラフラ、最初出てきたとき、おにゃのこかと思ってしまったぞ、このトキメキを返せ。(笑)
魔眼保持者の口から、ガスタークの魔眼狩りのことが語られ、かつてオルラ兄妹が言っていたことと合致しましたので、当面ガスターク、もしくはオルラ兄妹を的として動くのかな。
魔眼vs勇者の遺物、という対立図式になるんでしょうかね。
・ライナの元へしのび来るリル・オルラとルーク・スタッカート。
ルークもかなり謎を秘めてますな。
ミランと互角以上に、というかほとんど翻弄していたので、相当の腕かと思われますが、ライナと戦うのかしらん。
リルの注視、というのも気になりますが、このへんの顛末は次回以降。
エンドイラスト、なんですが、ミルク隊長・・・。(^_^;

次回は本編でも出ていただけることを切望しておきます。