前回、原作とは違うオリジナルが入っていたらしくて、その効果とかがいろいろ言われていたようですが、原作を読んでいないので、普通にアニメ単体として視聴しています。
で、そういう立ち位置で視聴していますが、普通につながっていますので、アニメ単体としても、強いストーリィ性を感じさせてくれます。
まぁ、ひょっとしたら、原作の方にはもっと強いストーリィ性があるのかもしれませんが、別に今のところ、筋の展開において不満はなく、十分に面白い物語になっている、というのが、現時点での感想。
今回も、はたしてゴーシュはノワールに戻ったのかどうか、その判別がつかないような、微妙なラインを演出してくれているので、けっこうひきこまれるところです。
まずノワールである要因として、
・「瞬きの日」で多くの者が心を失い、それは戻ってこない、という前提。
・ゴーシュの説明と、テガミ弾の効力。
・ラグを殺そうとして実弾を撃つ。
この3点がありそうですが、同時に、ゴーシュがノワールの芝居をしている可能性。
・ニッチの力を知って、実弾で撃っても遮らることを織り込み済み。
・カラダに実弾を当てるのではなく、建物を壊して生死不明にしている。→これもニッチの能力に対する信用。
・死体を探さなかったこと。
・「心より大切なものがある」→ゴーシュとして何かもっと大きな使命を、ラグと別れてから知った可能性。
などが思いつくところですので、この曖昧さがドラマ、そしてキャラの挙動の奥行きを深くしてくれているように感じます。
この辺、原作を知っている人は、どっちなのか、たぶんわかって見ていると思いますが、未読組なので、どちらともとれるこの演出は、すごく楽しいです。
ストーリィ面で緊迫感がでてきて、なかなか盛り上がった後半でしたが、前半のステキな、というかあざとい場面も見逃せません。

ニッチ、ぐっじょぶっ!(^_^)
アリアの背後からガラードを狙ったのに、アリアの胸元だけが引き裂かれるという、わざとらしいけど素晴らしい、あざといけどわんだほー、な場面でした。
それにしても、ラグがあれだけ近寄っても怒らない、というのは、ラグを子供視してるんでしょうなぁ。
視聴者敵にはとっても嬉しい場面でしたので、いっこうに構いませんが。
すぐその後、私服に着替えてしまったんですが・・・私服だと量感がはっきりわかりますな。(^_^)

シルベットの方も、せっかくラグが「脱げ」って言ってたんですから、下着姿くらいにはなってほしかったものです。
ジギー・ペッパーに救出されたラグは、シルベット達のもとへ。
次回は、ザジくん大活躍らしいです。
テーマ:テガミバチ REVERSE - ジャンル:アニメ・コミック